ひぐらしのなく頃に皆殺し編解説ネタバレ解答まとめ【アニメ】

ひぐらしになく頃に ひぐらしのなく頃に
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「ひぐらしのなく頃に」は、色々なシリーズがありますが、皆殺し編に至ってようやく部活メンバーたちがこの世界の真実を知り、敵に立ち向かうシナリオになっています。

 

圭一たちは、このシナリオになってようやく被害者の立場から抜け出すのです。

 

圭一らは無事にこのひぐらしの世界を生き延びることができるのか、是非とも旧作アニメを見てください。

 

今回はそんな皆殺し編の紹介をします。

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皆殺し編のストーリー

梨花のモノローグ

梨花がチップ(ひぐらしの鬼隠し編から厄醒し編までの各世界線の記憶のかけら)の舞う世界で視聴者に語り掛けています。

 

梨花は昭和58年6月の世界を何度も繰り返してきたこと、この世界では本来は優しい部活メンバーの誰かが凶行を引き起こすこと、富竹・三四・梨花の3人が必ず殺されることといったXYZのルールがあることなどを誰にでもなく語っています。

 

それらを知りつつもみんなを救いたい梨花は、あえて惨劇の場に戻ります。「行こう羽入、新しい雛見沢へ」。

今度の雛見沢には猶予がない!

新しい雛見沢へ着いた梨花は羽入に「今は昭和58年のいつなの?」と語り掛けると、梨花にしか見えない神様の羽入が「今は6月上旬です」と教えます。

 

綿流しのお祭りの日に梨花は必ず殺される、そしてループのたび綿流しの日までの期間が短くなっている、それは羽入の力が弱まっている証拠です。

 

梨花は圭一に罪滅し編での記憶はあるかと尋ねますが圭一は知らないと言います。

 

罪滅し編では圭一は記憶がよみがえっており、そのような奇跡を今回も期待したのですが無理だったようです。

 

羽入は梨花に「私たちは100年以上このループを繰り返してきたけど、あんな奇跡はあの時だけだったのです」と諦めにもつかない言葉を投げかけます。

今までとは違う流れに希望をもつ梨花

入江診療所で注射をされる沙都子、入江は梨花に沙都子は雛見沢症候群のレベル3になっており、手の打ちようがないと告げます。

 

梨花は入江に対し「私が沙都子を救ってみせるのです」と力なくつぶやきます。

 

興宮で部活をするため集まった部活メンバーたち。綿流し編や目明し編と同じく圭一がおもちゃ屋でのゲーム大会に挑みます。

 

浮かない梨花に気が付いた圭一が理由を尋ねると、「どうせ毎回同じ流れ、私があの席に座って今からカルタをはじめるの」と過去のループ世界での事実を圭一に教えます。

 

これは運命だから変えられないという梨花に、圭一は運命なんて打ち破って見せると魅音にカルタではなく別のゲームを提案、今回は初めて別の流れになりました。

 

驚く梨花に圭一は「運命はぶち壊せる、いやなら口に出せばいい」と力強く断言しました。

 

そして圭一は賞品としてもらったフランス人形をレナでなく魅音にあげました。

 

運命は変えられる、私ももう一度闘ってみようと梨花は決意するのでした。

圭一・レナ・詩音に訪れる奇跡

部活メンバーが綿流しのお祭りの準備をしているとき、魅音がおはぎを差し入れます。おはぎを食べながら圭一はレナもおはぎ作りが上手だったなといい、鬼隠し編での記憶の一部を語ります。

 

梨花は別の世界線の記憶を思い出しかけている圭一に驚きますが、レナも罪滅し編の記憶を、詩音も目明し編の記憶を思い出しかけていました。

 

梨花はこんな奇跡があるとはこの世界線は期待が持てると喜びますが、あまり期待しないほうがいいと羽入は水を差します。

入江・富竹・三四の秘密

梨花はこの村は私たちを守ってくれる、とくに入江と三四はと羽入にいい、彼らに助力を求めることにします。

 

彼らの助力を得るにはなんとしても富竹と三四の死を回避しなければと祭具殿に入ろうとする2人に、中を見せる代わりに身辺警護の強化と富竹らの殺害の事実を知らせます。

 

その話を聞いた富竹と三四は入江に「東京に相談するか」「山狗を動かせるか」など謎のワードを飛び交わせて密談するのでした。

 

赤坂との再会

興宮の街で部活メンバーと遭遇する大石、しかし今までと違い非常に友好的な態度で梨花も驚いています。

 

そんな梨花に声をかけたのが警視庁の刑事の赤坂です。

 

彼は雛見沢ダム計画の事件の際に雛見沢村を訪れた際、梨花に「早く東京に戻れ。そうすればお前の妻と子は助かる」と言われて妻と子どもが救われた過去があったのです。

 

赤坂は梨花に恩返しがしたいといい、梨花も今回は見方が多く期待を膨らませます。

 

梨花はそれならばと近くにあるバイクをけり倒すと、目明し編の詩音と同じくヤンキーに絡まれますが、山狗により無事に保護され、梨花が頼んだ身辺警護も強化されていることを知り、今度こそはと意気込みますが、羽入は「今回もダメなのですよ」とつぶやきます。

再び袋小路へ

しかし思わぬ事態が発生しました。鉄平が戻ってきて沙都子と2人暮らしを始めたのです。

 

レアケースであるはずの祟殺し編と同じ流れ、梨花は沙都子を救うため入江に山狗を動かすよう説得しますが断られ、思わずヒステリックになって富竹・三四・入江が必ず死ぬということを叫んでしまいます。

 

憔悴しきった梨花を励ます羽入、しかし梨花はこんな奇跡はもう起きない、だからもうどうでもいいと自暴自棄になっています。

 

沙都子は翌日から登校しなくなり、梨花も完全にやけになって周囲に当たります。

 

学校も児童相談所も沙都子を助けないことに詩音がいきりたち、自分が鉄平を殺すと言い出す始末。レナは詩音にそんなやり方はいけないと諭しますが詩音は聞き入れず、詩音が教室を飛び出すところを圭一が立ちふさがります。

 

詩音、レナ、圭一らは鬼隠し編から罪滅し編での記憶をもっており、沙都子の救出がカギであり、かつ、惨劇は回避しなければならないことを知っているようです。

 

圭一は「どんな問題でも力を合わせればきっと解決する」と言いきり、過去の過ちを絶対に繰り返さないことを宣言しました。

雛見沢村の団結、そしてお魎の本心

部活メンバーが児童相談所にいくも相手にはされず諦めかかるも、「圭一は絶対にあきらめない」と梨花が発破をかけ、雛見沢村全員での陳情を思いつきます。

 

しかし北條家を村八分にする村民を沙都子救出に駆り出すには、園崎お魎に掛け合わなければならず至難の業ですが、圭一はそれを決意、園崎本家へ乗り込みます。

 

お魎と喧々囂々の論戦を交わす圭一、結局お魎が折れたのですが、実はお魎は北條家に恨みなど持っておらず沙都子のことをずっと気にかけていたのです。

 

それでもなにもできなかったのは園崎家当主としてのメンツのため、彼女はそれを深く悔いており、裏で手をまわして沙都子の救出のため助力していたのでした。

 

お魎の許可により圭一らは雛見沢村民とともに児童相談所へと陳情に行き、ついには相談所も沙都子の救出を決意します。

 

そのころ沙都子は鉄平からひどい暴力を受け相談所からの救出の電話にも助け入らないと返していました。

 

というのも沙都子は悟史が失踪したのは自分が弱かったからだと自分を責め、ここで鉄平の暴力に耐えきることで罪滅ぼしをしようと決意していたからです。

 

そんな沙都子に梨花は「それは間違っている。助けを求めないことが罪滅ぼしになるのではない。それを教えてくれたのは沙都子じゃないか」と諭します。

 

梨花は厄醒し編で沙都子が梨花を必死で助けようとしてくれたことを引き合いに出し、沙都子に助けを求めてほしかったのです。

 

梨花の真心が通じたのか、沙都子は「助けて」と叫び、鉄平に「あんたなんか大嫌い、出ていって」と立ち向かったのです。

 

警察が沙都子の家に踏み込み無事に保護、沙都子は鉄平の暴力の恐怖に打ち勝ち、晴れて部活メンバー全員が綿流しのお祭りに参加できるようになりました。

ひぐらしの黒幕判明!

奇跡を目の当たりにした梨花は絶対にこの世界線を生き延びようと、富竹と三四に殺害の事実を告げますが2人とも本気にしていない様子。

 

入江診療所に帰った富竹と三四、彼女は富竹に向かい「もうすぐ私の願いが叶うの」といい、山狗の隊長の小此木が部屋に入ってきます。

 

三四は「東京」は雛見沢症候群を処理せよと命令するが、派閥争いにより雛見沢症候群を発生させよというグループもいて自分はそっちに参加する、だから富竹も私に従えといいますが、彼はそれを拒み注射を打たれます。

 

この注射は雛見沢症候群レベル5を発症させる薬で、いずれの世界線でも富竹を殺していたのは恋人の三四だったのでした。

 

「これより終末作戦を発動する」と高らかに宣言する三四。すでに三四の死亡を偽装する死体も用意済みだったのですが、実は死後24時間経過しており偽装するには不完全と言えるものでしたが三四は作戦の続行を山狗に命じます。

梨花、部活メンバーに相談

富竹の死体は大石に発見され、今までの世界線と同じく三四の死体も発見されました。

 

大石は今回は三四の死体のおかしさに気が付き、梨花に雛見沢怪死事件は実は三四が仕組んだ殺人事件ではないかということを語りました。

 

梨花の話を聞く入江と小此木。梨花はいまだに富竹や三四、小此木らを信じています。

 

翌日、梨花は仮病を使い家で休んでいると小此木から犯人は三四ではなく入江ではないかという電話が入りました。

 

誰を信じたらいいか分からなくなった梨花は大石に助けを求めます。

 

そしてついに部活メンバーにも助けを求め、彼らに昭和58年のループの真実を語ります。

雛見沢村の秘密の暴露

雛見沢には特殊な風土病の雛見沢症候群というものがあること、その発症は強いストレスが原因なこと、ストレスを起こさないようにオヤシロ様信仰により村民に安心感を与え村は平安を保ってきたことなどを彼らに教えます。

 

さらにはこの雛見沢症候群の研究所が入江診療所で、入江らは「東京」という組織から派遣された職員で、「東京」は雛見沢症候群を細菌兵器として利用するための研究機関だったというのです。

 

突然の話に信じてはもらえないと思っていた梨花でしたが、部活メンバーは彼女の話を信じてくれました。

 

梨花は「雛見沢症候群の発症原因として村を離れることと言ったが、実は女王感染者から離れることで発症し、古手家の人間が女王感染者なので村民は私のことを大事にしてくれるのです」と言いました。

 

その話を聞いたレナが「じゃあ梨花ちゃんが死んだら雛見沢症候群を発症するんだね」というと、梨花はうなずき「私を殺してなんの得があるのか知らないけど、それでも殺そうとする人がいるのです」と言いました。

圭一らは惨殺され、梨花は再び新しい雛見沢へ

部活メンバーはなんとかして梨花を守ろうと考えを巡らすのですがよいアイデアがありません。約束の時間になっても大石は来ず、不安になる梨花。

 

警護の警察官がいるのでいったんは家に帰ることを決めた部活メンバー、梨花と沙都子だけが家に残り、沙都子の提案によりいつでも逃げれるよう着替えずに布団に入りました。

 

深夜羽入に「もうすぐなのです」と言われ目を覚ます梨花。警官たちを倒して屋内に乱入した山狗ですが、梨花と沙都子は逃げ出した後でした。

 

必死に逃げる2人でしたが途中で山狗につかまります。

 

そこへ圭一ら部活メンバーが梨花と沙都子を救出します。異変を感じたレナが山の中で隠れていたのです。

 

襲い掛かる山狗を倒しながら進む部活メンバーの目の前に車があり、それを奪って逃走しようと車に向かいますが、三四が拳銃をもって待ち構えておりその凶弾に圭一は倒れます。

 

残るメンバーも山狗につかまり梨花を残して皆殺しにされました。

 

女王感染者を殺せば雛見沢症候群が村民に発症する、そう言って三四はクロロホルムを梨花に嗅がせようとしますが梨花はそれを拒みます。

 

「私の腹を生きたまま裂きなさい。私はあなたの顔を魂に刻み付ける。次に会ったときにあなたが敵だと思い出すために」と梨花はいい、羽入も「梨花が忘れても自分が覚えている」といいます。

 

三四は笑いながら梨花の腹を裂き神社の境内に遺体を放置しました。

 

梨花の魂は「全力を尽くした。悔いはない」といい、羽入も幸せな未来を見たかったとつぶやきます。

 

そんな2人に全力を尽くしていないというレナの魂。「あなたは本当に信じていた?」と羽入に問いかけます。

 

「僕は何もできない非力な存在なのです」という羽入に、他のメンバーの魂も「奇跡は起こせた。あなたも運命と闘う勇気が必要だったの。あなたも仲間なんだから」と語り掛けます。

 

レナは「さあ、手を伸ばして」と罪滅し編で自分がされた時のように羽入の手をつかもうとします。それに応じた羽入の手を皆がつかみます

 

「さあ、行こうぜ。みんなで一緒に行こう」、圭一の檄が飛びました。

雛見沢大災害、それは三四による大虐殺だった

会議室で政治家たちの怒号が飛び交います。2000人の雛見沢村の村民全員が一夜で雛見沢症候群を発症、殺し合いが今にも始まろうとしています。

 

女王感染者の梨花の死体が発見され、総理大臣が被害を最小限に防ぐため村民の全滅を決断しました。

 

「滅菌作戦」と名付けられたこの虐殺は山狗の手で行われました。

 

それを見ながら三四は「神はいまここに降臨した。我こそがオヤシロ様なり」と狂ったように高笑いしています。

 

雛見沢大災害、それは三四と山狗による村民大虐殺が真相だったのです。

 

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皆殺し編の解説

皆殺し編自体がネタバレのシナリオなので、本編を見ればひぐらしの謎はすべて分かる作りになっています。

 

皆殺し編はひぐらしの「総まとめの解答」といっていいでしょう。

羽入がひぐらしのキーパーソンだった

羽入の存在は非常に重要です。

 

圭一、詩音、レナが凶行に至るまでに必ず聞こえていた謎の足音、それはすべて羽入のものだったのです。

仮に羽入が彼らの目の前に現れていたら彼らのストレスは発生せずに凶行は防げたかもしれません。

 

ネットでは「ひぐらしの戦犯は魅音と羽入」との声も聞かれます。

羽入は視聴者の暗喩だった

羽入は視聴者の暗喩でもあります。

 

傍観者の立場に徹する羽入は視聴者の姿にだぶります。

 

そして視聴者が本当に部活メンバーの幸せを望めば奇跡は起きる、原作者の竜騎士07先生はそう訴えたかったのかもしれません。

ひぐらしは原作者の竜騎士07先生が児童虐待の被害児童に込めたレクイエムだった

今回は前半部分で沙都子救出劇が描かれました。

 

竜騎士07先生は本作でコミュニケーションの大切さを繰り返し訴えており、とくに児童虐待の問題をなんとかして解決したい、それには子供を家庭だけではなく地域全体で大事にすべきだと考えているようです。

 

先生はもともとは公務員だったようで、役職については明言されてはいませんがおそらくは福祉関係のお仕事をされていたようです。

 

そのためか児童虐待問題に非常に心を痛めており、その問題提起のため本編で沙都子救出劇を描いたのだろうと推測できます。

 

ひょっとしたら先生が公務員時代に救えなかった児童たちへのレクイエムとして本編を描いたのかもしれません。

 

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皆殺し編まとめ

皆殺し編の紹介はいかがだったでしょうか。

 

竜騎士07先生の思いが詰まった本シナリオ、重厚なテーマと深い問題提起、そしてひぐらし世界の総まとめともいえるシナリオなので、一度旧作アニメでご覧になられることをおすすめします。

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