2020年10月1日、ついに「ひぐらしのなく頃に 2020年」の放送が始まりました。
「ひぐらし」と言えば、いわゆる「エヴァ以降」で社会現象を巻き起こした人気作です。
もともとはノベルゲームだった本作は、口コミで人気が急上昇し、おぞましいことに本作を模倣した殺傷事件が現実に起こったことも有名です。
そのメディアミックスは多岐にわたり、ゲームはもちろんのことアニメやコミック、ドラマCDに新作分岐ルート、派生作品などその量は膨大です。
今回は「ひぐらしのなく頃に 2020」の評判や期待などを探ってみたいと思います。
「ひぐらしのなく頃に2020年」はリメイク?それとも完全新作?
ご視聴ありがとうございました😊
最後の梨花ちゃん怖っ😱💦 https://t.co/EI7m43lNlb— ゆきのさつき(水曜21時「ゆきのさつき、ラジオやります。」) (@2011yukino) October 1, 2020
おそらく皆さんの最も興味があるテーマは、今作がリメイク(もしくはリブート)なのか、それとも完全新作のストーリーなのかだと思います。
実は今作は放送直前まで完全緘口令が敷かれており、この点についてはまったく情報がつかめませんでした。
そのため第一話を見るまでは想像すらできなかったのですが、どうやら鬼隠し編から始まるようで、「リメイク」と考えてよさそうです。
「ひぐらしのなく頃に2020年」の評判は?
ひぐらしは、解のアニメの作画が好き
なんかきれいだし、かわいいし。#ひぐらしのなく頃に pic.twitter.com/ypSxlo917l— みずき はな (@RyuKs0x7) October 1, 2020
この点は否定的な意見の方が多いです。
旧作の出来がよかった証拠でしょう。
新作は期待されていない?
ていうか昔のアニメ結構よかったから別にいらないと思うんすけどね
ディーン版よりじっくり描くなら問題編で2クールは必要だけど、解は3クールないといけないから難しいですね
失敗する未来しか見えねえもう過去の遺産に頼るなって
肯定的な意見も
最初のアニメから15年くらい経っとるからリメイクにはいい頃合いやな
声優はレジェンドやな
絵上手くなったな
というような肯定的な意見も見られます。
「ひぐらしのなく頃に2020年」への期待
ここは確実に力入ってるな
進化を感じる #higurashi #ひぐらし #ひぐらしのなく頃に pic.twitter.com/FChNn9ur8T— 絆創膏。β (@bansoko1959) October 1, 2020
上記のような前評判を受けて、以下のような意見もあります。
アニメ化してない編とかやってくれるならまあええわ
グロいの頼むわ
今回のひぐらしで唯一望む事は、
一度でいいから「you」がアニメ版で
流れる事だけ、それだけが私の望みです。#ひぐらしのなく頃に pic.twitter.com/pyIBXUZtng— がるる (@xxtakaxx4649) October 1, 2020
昔より映像綺麗になって音とかもリアルになったからより怖くなった
ってかみんな可愛すぎるよぉ〜#ひぐらしのなく頃に pic.twitter.com/uIdrvFj8sM— ゆん (@kaito_621_Aoko) October 1, 2020
主に旧作との比較での要望が多いようで、今作を楽しむには旧作をもう一度見直した方がよさそうです。
「ひぐらしのなく頃に 2020年第一話」総評
え…リカちゃん!?
昔では無かったシーンだな…#ひぐらしのなく頃に#higurashi pic.twitter.com/WPUVvIKkoS— みお@闇堕ち (@mio6w4h) October 1, 2020
それでは私がこの第一話を見た率直な感想を述べたいと思います。
殺害シーンがマイルドになった
第一話の冒頭で圭一が魅音とレナを殺害し、レナの死体を圭一が金属バットで執拗に打ちのめすシーンがあります。
旧作では圭一の顔が狂気に歪みながら、しかも絶叫しながら撲殺していたのですが、今回は淡々と金属バットで打ちのめすシーンに様変わりしています。
さらに絵柄が現代風にアレンジされたせいか、旧作にあった「チープな怖さ」もしくは「昭和のホラー感」が失われています。
「ひぐらし」の持つ「閉鎖された世界で起きる惨劇」という点では、旧作に軍配があがると言わざるを得ません。
旧作の持っていた「寒さ」が失われた
ここにいう「寒さ」というのは、視聴者が見ていて思わず恥ずかしく感じる演出を指します。
例えばレナが「はぅ~、かぁいいよぉ~」または「お持ち帰りぃ~」という決め台詞を言うとき、ギャグ調の絵柄に変わり、演者さんのテンションも高くなります。
こういった各シーンを受け入れるかどうかで「ひぐらしファン」になれるかどうかが決まってしまうのです。
そしてこういったシーンを受け入れたひぐらしファンは、自分たちの連帯感を強めていき、ますますひぐらしの世界にはまるという循環が生まれるのです。
しかし今作は「寒さ」がない、またはマイルドになっています。
おそらく制作側が批判を免れようとして「寒さ」の部分を大幅カットしたのでしょう。
この点は功罪半ばといえ、少なくとも初めてひぐらしを見る視聴者にとっては、アニメ視聴の敷居は低くなっています。
キャラデザがシリアス
圭一も魅音もレナも顔がシャープになっています。
旧作の持っていた丸みの帯びたフォルムに慣れたファンにとって最大の違和感がこの部分でしょう。
とりわけ第一話、圭一が鬼隠しについてレナに尋ねたときにレナが「知らない」といったときの顔は、中学2年生ではなく20代半ばの女性の顔になっていました。
視聴していた私は思わず「誰?」とつぶやいたほど、違和感がありました。
「彼は富竹?」
キーパーソンの1人、富竹がダンディで渋いおじさまに変わっていました。
陽気で気さくな富竹の変貌ぶりに旧作ファンは驚くでしょう。
ずっとシリアス調
ひぐらしといえば、「日常と非日常のギャップ」こそが怖さの本質です。
しかし冒頭からずっとシリアスなので緊張と弛緩がありません。
これではひぐらし特有の怖さが感じられません。
沙都子のトラップが陰険になった
沙都子といえばトラップです。
そのトラップは旧作ではタライが落ちてきたりするもので微笑ましいものでした。
しかし今作はドアの取っ手に画びょうを仕込んだり、ロープで圭一を転ばせたりするもので、リアリティがある反面でギスギスしています。
ただのいじめにしか見えません。
背景が美しい
現在の技術でパワーアップした作画はとてもよいです。
さすがパッショーネ制作と感心します。
「ひぐらしのなく頃に2020年」の第一話視聴を終えて
この不穏な感じ…懐かしくって昔を思い出した#ひぐらしのなく頃に pic.twitter.com/pHtCd3ZYa2
— SSSS.ふじりんご (@SSSS_Fujiapple) October 1, 2020
少なくとも鬼隠し編から始まるのでリメイク作品だということが明らかになりました。
旧作に比べてストーリーのテンポもよいです。
これを機に旧作と見比べながら今作を視聴することをおすすめします。
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