劇場版響けユーフォニアム~届けたいメロディ~のネタバレ感想

届けたいメロディ アニメ・漫画

まだまだ現在もアニメ3期化が制作している京アニの青春アニメ「響け!ユーフォニアム」です。

今回は、「劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~」についての感想や見解を私なりにまとめてみました。

この記事は、響け!ユーフォニアムシリーズ作品で、この劇場版の前作の「響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ!~」を一度みるか、その作品をまとめた記事があるので、その記事を見てから読むことをお勧めします。

少しネタバレもありますが、まだ観ていなくて気になっている方も是非見ていってください。
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響け!ユーフォニアムとは?

吹奏楽に青春をかける高校生たちのリアルな人間模様を描いた、京都を舞台にしたアニメです。

吹奏楽部員たちが受験や恋、仲間同士の衝突、親との確執などTHE思春期な悩みを抱えながら、吹奏楽コンクール全国大会を目指して奮闘するというものです。

 

アニメは1期と2期があり、劇場版はここで紹介するものの他に1期の再編集作の「響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ!~」「響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~」があります。

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映画は、どんな話?

この映画は響け!ユーフォニアム2期の再編成作品です。

つまり、2期アニメ全13話の主要のストーリーをかいつまんでいるものです。

 

アニメ2期は、ユーフォニアム3年生の田中あすか先輩をメインとしたお話になっています。もちろん、高坂麗奈の恋路も…!

 

この映画は、“吹奏楽部のあすか先輩”“受験を控えている3年生としてのあすか先輩”がメインで描かれています。(この本当にあすか先輩と久美子のことばかりで、悲しいことにほぼ麗奈が出てきません)

 

キャラクターの魅力をより楽しみたい人にはアニメ2期をお勧めしますが、サクッとユーフォが知りたい方は映画がとてもお勧めです!

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見どころ

どんなお話か少しわかったところで、この映画の魅力や見どころ!をチェックしていきましょう!!

 

ここでは私なりに3つあげてお伝えしていきます。

 

本当に結構あすか先輩メインでお話が動くので、あすか先輩のことばかりで他のキャラが好きな方には申し訳ありませんが、これを機にあすか先輩の良さを知ってもらえたら嬉しいです。

田中あすか

田中あすか

まずはあすか先輩の簡単なプロフィールを紹介しておきます。

  • 名前:田中あすか
  • 誕生日:12/25
  • 身長:171cm
  • 星座:やぎ座
  • 血液型:AB型
田中あすかの家庭は、2歳の時に両親が離婚していて、母と2人暮らしになります。
離婚した父はプロのユーフォ奏者であり、小学校1年生の時に父から郵送でユーフォニアムが届き、ユーフォを吹き始める。みんなに慕われ信頼される北宇治高校吹奏楽部の副部長です。
「今の私の気持ちを正直に言うと、私はここで負けたくない。関西にこられてよかったで、終わりにしたくない。
ここまで来た以上、何としてでも次へ進んで北宇治の音を全国に響かせたい。
だからみんな、これまでの練習の成果を今日、全部だしきって!」

このセリフは、映画の一番最初にあすか先輩が言うセリフです。

 

この時すでに全国大会であすか先輩の実の父が審査員をやることをあすか先輩は知っており、全国にいけば大好きなユーフォを送ってくれた父に私の音を聞いてもらえるという思いでこの言葉を言っています。見返すとあすか先輩の気持ち全てがこのセリフにかかっているんだよな…と思います。

本当の気持ちを久美子に言う

そして、その後の文化祭の時に久美子に

「黄前ちゃんユーフォ好き?私はさ、好きなんだよ。コンクールなんてどうでもいいって思えるくらい。ふふ、冗談。」
と話します。少し寂しいような、真剣な顔つきで。
前述しましたが、あすか先輩はそれだけ大好きなユーフォという楽器を教えてくれた父に自分のユーフォの音を聴いてもらいたかったんですよね。
でも、あすか先輩は父だけじゃなく、自分を女手一つで育ててくれた母も大切にしていて、
「好きとか嫌いとかじゃない。だって母は母。どうあがいても母から生まれた事実は変わらない。枷ね。一生外せない枷。あの人の中には明確な幸せの理想像があって、そこに吹奏楽は入ってない。最初から」
大切だけど、いや、大切だから母のこともちょっとわかろうとしているんですよね。
でも、やっぱり分かり合えないところもあるから、ある程度自由に動き回れるけど許容範囲外には行けない枷って表現を使ったり、人は人って感じのニュアンスの言葉を使っているんだろうなと思います。
本当に頭がよくて、いい人ですね。

部活VS勉強

勉強と部活の両立って難しいですよね。

 

映画には一切出てきませんでしたが、同じ吹奏楽部で久美子の幼馴染の3年の先輩  斎藤葵ちゃんは受験勉強があるからという理由で部活を辞めています。

そんな部活と勉強(受験)の大変さをリアルに描いているのもこの映画の特徴です。親とついついバトルになってしまったり、変に口を出されてイライラしたり、進路について、意見が食い違ったりするのを、これをみているあなたも経験したことがあるのではないでしょうか。

あすか先輩の場合では、あすか先輩の母が学校に来て教頭先生・滝先生に

「どう責任を取ってもらえるんですか。先生なら子供にとって今、何が大切かわかりますよね?部活動で推薦入学するならまだしもうちの子は一般受験なんですよ。ったら、すぐ退部届を受理してください。」

と、職員室で話します。

 

うーーーん。親の気持ちを考えたら確かにわからなくない発言…

 

難しいですよね。正直、家庭の環境や親の考え方、部活と勉強の両立が出来るか出来ないか…その人によって違いますしね…

 

でも、あすか先輩は超絶頭良いし、あんな練習キツそうなのに模試の順位をキープしてるってどんだけ厳しい親なんだ!と思ってしまいましたが。

 

でもそれは、この記事を書いている私自身もその周りもそんなに勉強に厳しい親がいないからそう思うのかもしれませんね。

滝先生の言葉

ここでは余談ですがその後の、

「私はなにがあってもその退部届を受け取るつもりはありません。
その退部届はお母さんの意思で書かれたものではないですか」
「私は、本人の意思を尊重します。田中さんが望まない以上、その届は受け取りません。
があってもです。田中さんは副部長として立派に部をまとめてくれています。
その部の悲願である全国大会に出場できるんです。応援してあげることはできませんか。」

と言う滝先生の言葉、グッときました…滝先生はさらっとしているようで、生徒をちゃんと見ているところが本当にかっこいい…

 

そして、最後に受験という大きな壁を目の前にした時、こんな言葉を聞いていたら私も変わっていたのかなと思ったセリフがありました。

 

久美子の姉のセリフでこんな言葉です。

後悔も失敗も全部自分で受け止めるから。自分の道を行きたい。そう素直に言えばよかった。反対されてもそう言えば良かった。
久美子の姉の場合、受験や部活ではないけれど、受験の時ってどうしても親に逆らえない部分、あるよね。でも、後から思うとそうやって思うよね。と、ちょっと共感しました。
受験ってもちろん受験する人の将来のためのものですが、その将来に一番関わるのは親ですし、奨学金制度と言うのがあれど、最初にそういうのを見据えたりするのは親ですもんね。
私も親に「好きにしていいよ」と言われながら好きな答えを出した結果あんたの将来それじゃあ不安だらけだからこっちにしなよ」と何度も言われ高校時代にどっちだよ!!とムカついてキレたことがあったので、何となくこの言葉は刺さりました。
でも、高校生で急に自分の人生決めろ!って言われるなんて酷ですよね。教科書にも書いてないし、中学で特別教えてくれるわけでもないし。本当に難しいなと、大人になった今でも思ってしまいます。

久美子とあすか先輩の関係

最後に2人の関係の良さをお話します。

 

久美子は入った当初、あすか先輩は何を考えているかわからなくて苦手だ。と、言っています。

 

確かにあすか先輩って何でも出来て弱みを見せなくてめちゃくちゃ頭の良い隙のない先輩。

 

で、人のことをよく見てて常に極力めんどくさいことは避けている久美子には見通せなくて、よくわからない人なのかなと、思います。

田中あすか先輩。低音パートのリーダーで副部長。部員からも頼られ慕われる3年生の先輩。そんな先輩が見せた冷たい表情。でも、それは幻のように掻き消えて…いつも思う。
あの先輩にはいったい何が見えているんだろう。

作中でこうやって言ってますしね!

 

でも先輩と話す度、先輩のことがわかっていく度にちょっとずつ先輩の隙が見えてきて、特別なのかもと思っていたところが、そうじゃなく、弱みを見せないだけって気づいてあすか先輩がコンクールに出ないって部員に、久美子に伝わった時、

「だったらなんだっていうんですか?先輩は正しいです。
部のこともコンクールのことも。全部正しいです。でも、そんなのはどうでもいいです。
あすか先輩とコンクールに出たい。本番に出たい。私が出たいんです。子供で何が悪いんです?!」
「先輩こそなんで大人ぶるんですか。全部わかってるみたいにふるまって、自分だけが特別だと思い込んで、先輩だってただの高校生なのに。こんなののどこがベストなんですか。
先輩、お父さんに演奏聴いてもらいたいんですよね。誰よりも全国行きたいんですよね。
それをどうしてなかったことにしちゃうんですか。我慢してあきらめれば丸く収まるなんてそんなのただの自己満足です。おかしいです。待ってるって言ってるのにあきらめないでくださいよ。」
「後悔するって選択肢を自分から選ばないでください。諦めるのは最後までいっぱい頑張ってからにしてください。私は明日香先輩に本番に立ってほしい。あのホールで先輩と一緒に吹きたい。先輩のユーフォが聴きたいんです。」
と、泣き叫びました。
あすか先輩はその言葉に、泣いていました。
ここのシーン、久美子があすか先輩のことをたくさん考えて、言った言葉で、自分があすか先輩のことが好きなんだなって気づいたところだろうなと思いますし、2人の関係がとっても良い関係だなと感じるので、名シーンだと思っています。

卒業式のシーン

全国大会が終わって、卒業式。
あすか先輩を探し回ってやっと見つけてからの会話

「私、あすか先輩みたいなユーフォが吹きたいです。」

「これあげる。わたしにはもう必要ないからさ。今度は黄前ちゃんが後輩に聴かせてあげてよ。その曲。」

「さよならって言いたくないです」「じゃあ言わない。またね」

このやり取りも、2人の関係が本当に最高だったからあったんだと思います。

 

だって、父からもらった“響け!ユーフォニアム”の楽譜、大切じゃない人になんてあげないですもんね。

 

あすか先輩はまた会いたいと、絶対に成長した久美子に会うと思ったからノートを渡し、またね!と挨拶したんだろうなと思います。

 

久美子はまた先輩に会えると信じているからノートを受け取って、さよならを言わなかったのだと思います。

 

最後まで本当に素敵な先輩・後輩関係です…ここで泣かない人はいないよなと何回見ても思いました。

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届けたいメロディまとめ

やはり、あすか先輩のことを中心とした解説になってしまいましたが魅力は伝わったでしょうか。

 

響け!ユーフォニアム作品、何度観ても自分の青春と重なったり、この話の青春が胸に響いて泣けてしまいます…

 

この作品の次の映画作品、~リズと青い鳥~はまた別のキャラの視点で描かれており、この映画にほぼ出てこないキャラ(2期アニメにはちょいちょい出ています)なので、ぜひ2期も観てみてください。

その後の~誓いのフィナーレ~は久美子達が2年になって吹奏楽部のお話がスタートしていくのでこの後に観ても話が分かりますので、そちらも観てみてください!

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